皆さんに知っておいて欲しいこと・想い
「健康寿命を伸ばす歯科診療」「人を本気で大事にする」をモットーに、日々の仕
事に取り組んでいます。
快適に食事や生活を楽しめる口腔内の環境作りを行っています。
スタッフやドクター間の仲が良く、明るく穏やかな雰囲気の医院です。
中心地の大分駅から車で3分、文教地区の落ち着いた立地もあり、患者さんは小さ
なお子さんから高齢者まで幅広く来院されます。
患者さんの治療やメインテナンス(メンテはDHです)は基本的に担当制なので、しっかりと一人の患者さんの治療を行えますし、その治療に必要な知識や技術、メインテナンスの方法や仕組みをしっかりと指導します。
こんにちは。
九歯大57期の内田隆博です。
35歳、歯科医師になって11年目です。
大学卒業後、早く患者さんを担当したくて当時は少なかった担当医制を導入してい
た東京医科歯科大学で研修医として充実した日々を過ごしました。
そして1年間の研修医期間の終わりが見え始めてきた秋ごろから、就職先を考え始めました。
星の数ほどある歯科医院の中から、一体どこに就職しようか。
僕はどんな仕事がしたいのだろう。
どんな歯科医師を目指しているのか。
保険?自費?雑誌に出てくるような有名な先生のところが良いのかな?給与もある程度ないと生活できないよな。。
など、研修医仲間としょっちゅうそんな話をしながら、まずはあちこち見学へ行ってみようと思い、知り合いや大学の先輩のツテなどを頼りにたくさん見学へ行きました。
自分の中で一つ決めていたのは、「人並みの普通」の歯科医師にはなりたくないということでした。
一度しかない人生なので、やはり素晴らしい仕事のできる歯科医になりたい。
そしてできれば執筆活動や講演活動もして、自分が歯科医師として生きた証を残したい。
そんな想いで、就職先を探しました。
何件も見学して、新しい年を迎えてもまだここ!というところは決まらず、研修医も終わりに近づいた2月末になってようやく就職先が決まりました。
親の知り合いの技工士さんの紹介で、凄腕の歯科医師がいるから見学に行ってはどうか、というのがきっかけでした。
その医院に見学に行った時、臨床経験の浅い研修医の自分にはその先生の腕の凄さが良く分かりませんでしたが、他の先生方とは違った圧倒的な情熱とエネルギーがあるのは肌で感じました。
補綴をほとんど自費でしか行わず、患者さんも紹介患者さんばかりという、かなり特殊な医院でした。
しかもその医院では歯科医師は募集しておらず衛生士を募集していたので、なんとか衛生士枠で就職させていただくことになりました。
もちろん給与も新卒の衛生士基準です。
しかし、それでも自分はここでしっかり勉強するんだという気持ちが勝り、晴れて入社が決まりました。
入社後は、治療のときはその先生のアシスタントにつき、患者さんのP治療やメインテナンスは衛生士として担当しました。
診療後は終電ギリギリまで抜去歯牙や模型をエンドして形成し翌朝にチェックしてもう。
給与が安いため遊ぶ余裕もなく土日は医科歯科の図書館にこもり書籍を読み漁る。そんな2年間の勤務医生活でした。
自分で選んだとはいえ、正直きつかったです。
そして2年間の勤務の間に私が歯科医師として実際に患者さんの歯を削ったのはたったの4本だけ。
紹介でその先生の治療を高いお金を払って受けに来ている患者さんばかりですから、誰も若い経験の浅い歯科医師に治療されたくないのは当然です。
周りの同級生たちが、インプラントをした、歯周外科のオペをした、給与をかなり稼いでいる、などという話しを聞くと、精神的にかなり焦った部分はありました。
自分で決めた道だが、本当に良かったのだろうか。
未熟な私は迷いながら、しかし今できることを一生懸命やろう、と歯を食いしばり頑張った2年間でした。
そんな中、ひょんなことから勤務医生活を終え、父が開業する大分の歯科医院に戻ることになり、現在に至るのです。
大分に戻って8年目、歯科医師として11年目の現在、どういう想いで働いているかというと、「歯科医師になって本当に良かった」というのが素直な感想です。
自分ができることが若い駆け出しの頃より格段に増え、その結果として患者さんからの感謝をたくさんもらえる。
クオリティの高い仕事ができ、やりがいが満たされる。
学ぶ分野は多岐にわたり、また新しい知見や技術がどんどん開発されるのでずっと成長欲求を満たすことができる。
学習の場は国内にとどまらず、海外にも凄いドクターが沢山いて、海外研修でも成長できる。
そして出来ることがさらに増えて、もっと多くの感謝と自信や余裕が生まれる、という好循環が起こっています。
スタッフとの連携からなるチーム医療も楽しいです。
自分が行った治療を衛生士がメインテナンスにより長く良好に保つ。受付も患者さんの心理面でのサポートをする。滅菌スタッフや歯科助手さんのおかげでスムーズに診療ができる。
皆が患者さんのために頑張り、スタッフ仲が良く、雰囲気の良い中で仕事ができる。
こんなにやりがいのある仕事はなかなかないと感じています。
若い先生たちにはこのような素晴らしい世界が待っていることを知って欲しいのです。
もちろん2年間のきつかった勤務医生活で学んだことが大きく活きて今に至りますので、研修医の後にその先生のもとで修行できたのは本当に良かったと思います。
ただ10年前と今では時代が違います。
かなりの根性がある方には私が歩んできたような修行僧のような過ごし方は良いかもしれませんが、正直あまりオススメしません。
病むと思います。
ある程度の経済的余裕がないとワークライフバランスが取れませんし、勉強するにも書籍を購入したり、何かとお金は必要だからです。
自由な時間も大切です。
人間的に成熟するためにも仕事以外の時間は大切だし、人生で幸せを感じるためには自分のための自由時間が必要です。
情報も以前より格段に手に入りやすくなっています。
わざわざ図書館に毎週通う必要はありませんし、新しい本は図書館に入るのを待つより買った方が早いです。
論文はネットですぐに検索できます。
歯科医師としてのステップアップは、座学での勉強と同時進行で患者さんの治療も行っていくというのが最も近道だと感じます。
私のように2年間で4本しか歯を削らないといのでは経験が積め無さすぎます。
もちろん医療従事者として患者さんに治療を行うのですから、自己研鑽は当たり前に必要です。
向上心のない人は向いていないと思います。頑張ってもなかなかうまく出来ずに落ち込むこともあるかもしれません。
しかしそうやって成長していった先には、大きなやりがいがあることは間違いないです。
これから歯科医師としての道を歩んでいく皆さんは、まずは自分のなりたい歯科医師像をある程度決めるのが良いと思います。
それが難しければ、動きながら考えることです。いろいろなところに見学へ行ってみるのをお勧めします。たくさん見学へ行って、いろんな人に会っていくうちに考えがまとり、なりたい歯科医師像がはっきりしていくと思います。
1日の大半を過ごす職場です。
初めて就職する歯科医院は、その後の長い歯科医師人生に大きな影響を与えます。
歯科医師という仕事に魅力を感じられるかどうかは、初めての就職先によって決まると言っても過言ではありません。
一度きりの人生です。
誰とどんなタイミングで出会うかで人生は大きく変わります。
私たちと縁がある人には、患者さんでもスタッフでも、気持ちの良い生活を送ってもらいたいと考えています。
歯科医師として成長し、それにより収入も増え、多くの患者さんに感謝されるのは仕事の大きなやりがいになります。
本気で人を大切にする歯科医院です。
よろしくお願いします。
まずは見学からどうぞ。見学の際は履歴書は不要です。
遠方からの見学や面接希望の際は交通費(実費)を支給しますので、お気軽にご連絡ください。
新卒の方は、常勤で月額36万円〜のスタートになります。別途、賞与あります。
その他条件について詳しくは見学の際にお伝えします。
電話でのお問い合わせ
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